
これまでの経緯
大船渡市内では、東日本大震災前から多くの市民活動が行われてきました。
さらに、震災後には市外・県外の団体を含め、多くのNPO・NGOが活動をしてきていますが、下記のように、せっかくある市民活動の資源を活かす基盤が整っていませんでした。
・震災以前から活動している団体と震災後に市内で活動を開始した団体間、またテーマ型の市民活動団体と地域コミュニティがつながり、協働する機会
・市内で活動している団体の情報、団体同士の交流の場
・市民活動団体が自団体の運営、資金獲得等で相談できる明確な窓口
各団体それぞれが、これまでの経験や知識を持ち寄り共有することで活動がより高まることが期待されます。
またこれからは、入ってくる資源の縮小が予想される中、「地域に必要な機能を持続的に行うための仕組み」を構築する局面に変わってきています。
大船渡市市民活動支援センターは、上記のような市民活動団体の情報共有・交流の基盤を構築することによって、市民活動の促進・協働の推進につなげ、さらなる復興活動促進に向けた基盤を構築する事を目的として協議会を設立、運営しています。
センターのミッション・ビジョン
市民活動支援センターは、
「地域をよくする活動」が「持続的に行える」ための仕組みを構築し
地域住民の皆さんが「地域のために何かしたい」と思った時に
地域をよくするアイディアを考えるきっかけをつくり
「地域のためにできる」に変え
さらに「地域のために続けられる」というかたちに進化する
お手伝いを行います。
事業内容
- 相談窓口対応
- 情報収集・情報発信
- 市民活動団体のスキルアップのためのセミナー開催
- マッチング
- 補助金・助成金サポート
- 地域支援
運営体制
岩手県沿岸地域初の「公設民営型」の常設センターです。
平成25年に多様な主体の連携による「大船渡市市民活動支援協議会」としてスタートし、平成30年にNPO法人化、大船渡市より業務委託を受けて運営しています。